2000年9月、
産まれてくるあかちゃんを紹介する目的で、
このHPを立ち上げました。
しかし、HPを開設した8日後、
妊娠37週1日目で死産してしまいました。
知人にしかHPの存在を教えていなかったのですが、
更新がなかったらみんなが心配するのでは、ということと、
時間がたってから説明するのはつらいかもしれない、ということで、
すぐにHP上で報告をしました。
今思うと、そうすることで自分達の気持ちが前向きになったと思います。
そして、2002年5月、響一が産まれました。
重い病気と障害を持って産まれてきましたが、
生きて会えたこと、それが何よりも嬉しかったです。
その後は、あるがままをこのページで報告してきました。
もちろんこれからもそうしていくつもりです。
正直なところ、響一がこの先どこまで成長するのか、何歳まで生きるのか、
まったくの未知数です。
しかし、1人目のあかちゃんと共に、
私達夫婦にとってとても大きな存在である、
ということに変わりありません。
「かわいそうに。」と言ってくれる人もいます。
確かに、見た目には病気で、障害があって、毎日しんどくて。
でも、それは個性だと思います。
みんな同じ人間です。
普通より多少のハンデがあって、
普通より多少の努力が必要なだけです。
だから、病気や障害のある子供、というよりは、
1人の人間として接しているつもりです。
もちろん、最初からそうだったわけではありません。
1人目のあかちゃんと響一、そして支えて下さる人達がいたからこそです。
そんな思いがみなさんに伝われば、という気持ちも込めて、
このページを更新し続けていきたいと思います。
(2003.7.21)



1人目のあかちゃん

響一の部屋